今回、JAMDA でのNYクリスマスディスプレイ視察研修に参加させていただきました。昨年は未曾有の天災、人災に見舞われた大変苦難の年でありました。
2012年も世界的不況の嵐がますます強くなりますが、しかし、アジアにおける日本の重要性は増すと思います。
良質の物づくりの伝統とジャムダ独特のきめ細かいサービスをもって不況に立ち向かっていかねばなりません。
過度の値引競争の時代から付加価値を認める時代に変化していくと思います。
業界一丸となって生き抜きましょう。
本年こそは会員の皆様が良い年になる事を願っています。
日本マネキンディスプレイ商工組合
理事長 末 次 広 憲
2011 EURO SHOP視察レポート
2月25日(金)~3月2日(水)
【2/25(fri)】
成田空港から一路ドイツへ。12時間のフライト後フランクフルトへ到着。入国審査を終えバスに乗り込み、フランククフルトの街並みを観ながら移動すること2時間。ケルンの宿泊地マリティムホテルに到着。着いて早々すぐに寝るにはもったいないということで、同室の方とケルンの街を散策。ゴシック建築としては世界最大の大聖堂まで歩きました。その高さと存在感、そのなんともいえない圧力にただただ感動でした。
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3年に1度ドイツのデュセルドルフの見本市会場で、今回2011年2月26日(土)から3月2日(水)まで開催されました。
二日間の日程の中で吸収出来る全てのものを自分のものにすべく臨んだ世界最大規模の見本市。一歩足を踏み入れた瞬間より、幾重にも連なるブース、世界各国の人々の熱気。
あまりの広大な規模に驚きと軽い興奮の中で始まった視察。
ジャムダ設立40周年の記念する年を迎えました。
まだ景気の不透明さは続いていますが、厳しい時こそ我々の業界の店づくり、物づくり伝統と技術力・企画力を活かし、長年つちかってきた日本独自のレンタルが環境にやさしいシステムである事を大いにアピールする時だと思います。
価格(値引)競争には限界があります。いま大切なのは企画力、良質な商品など付加価値のある提供をお客様にすれば、満足感・信頼感をいただけますし、またそうなるよう努力を重ね続ける事が大事だと思います。
『マネキンのすべて続編』も会員の皆様の多大なる協力をいただきまして完成いたします事をお話申し上げます。編集に協力いただきました関係者の皆様にも深く感謝いたします。
本年も会員の皆様の協力をお願い致します。
日本マネキンディスプレイ商工組合
理事長 末次広憲
今回12/09~13にかけてjamda海視察団ロンドン研修に参加させて頂きました。
若手デザイナーの私としては異なる文化や民族性の違い=スタンダードの違いを浅くともなるだけ広く多角的に体験することを主眼に置いて視察に臨んだのですが、研修を通じ想像以上にたくさんの事を体験し感じて、とても良い旅ができたと満足しています。
ロンドンという街は一言でいえば街全体が歴史博物館のようなところでした。
歴史的建造物の法律による保存と利用における街づくりは、住宅から商店にいたるまでのそのほとんどが何百年も以前からの建物が使用されています。
豪奢な装飾建築と街のそこかしこに現れる彫刻とが私たちの期待をはるかに超えていて圧倒されました。
【 12/9(水) 】
国際線利用者数世界一の「ヒースロー空港」に到着。空港は特別活気がある訳でもありませんでしたが、天井を間接照明でダイナミックな紫色で演出する色彩感覚が印象的でした。
この時期のイギリスは日の出が8時前で日没が16時前と日照時間が短ため、ホテルに到着した17時頃はすっかり暗くなっていました。ホテルは100年~200年程前からの建物が現存しているHigh street Kensington地域に位置していました。 安価な建材でバラバラな街並みとなっている日本とは違い、レンガ調で統一され同じ程度のエイジングが掛かっている力強い街並みを形成していました。
ホテルでの夕食後周辺を散策しましたが、街灯やネオンが少ない暗い街並にクリスマス装飾で映え幻想的な風景となっていました。やはり、日本の商業ベースから発生したクリスマスと違い宗教行事のイギリスとでは装飾の取り組み方にも相違を感じました。
【 12/10(木) 】
午前中「BLUE WATER SC」視察を行いました。環境保全をテーマにしている事から地場材のチョークを使用した外壁や共通空間と特色ある環境でしたが、テナント自体は他商業施設と代わり映えを感じられませんでした。
イギリスではクリスマスに平均5個プレゼントをする風習がある為か平日にも関わらず客入りが多く活気あるものでした。
午後には「WEST FIELD」を視察しました。
ロンドン中心部の近くにあるSCと言う事もありハイブランドも入店していましたが、世界不況の影響か人もまばらで、日本同様ファストファッションが旋風しているように感じられました。
【 1 ブルーウォーターSC・・・「環境保全」をテーマに建設された商業施設 】
エントランスがガラス張りで周辺が池で囲まれている環境で、明るいイメージでファミリーが終日過ごせる場所。
概観含め人目で環境に取り組んだ施設だと実感。
20年経っても現在の施設と引けを取らない概観です。
店内は天井が高く、外からの空気を取り入れ換気調整。
外光が店内まで入り、通路全体を明るくして開放感があり、買い回りしやすい導線計画になっている。
事前情報として、JAMDA のホームページから過去の海外視察レポートを閲覧し、ネットの書き込み情報からN.Yの歩き方を検索し、インテリアデザイン関係の書物をあさり、マンハッタンの地図を眺めてイメージトレをし、出発の朝をを迎えました。
]]>【 12月18日(thu) 】
成田より初のNYへ向けて出発、12時間半の長い飛行機の後JFK空港に到着。
この世界的不況といわれる時期にサブオウライムローン・リーマンショック・自動車メーカーBIG3危機など、正に不況の真っただ中にNYの街の状況はどのようなものか期待と不安の混じる中バスに乗り込み視察がスタートした。![]()
コーディネータの岩田氏のガイドのもと、初日はクィーンズ地区の新しいタイプのライフスタイルセンター「THE SHOPS AT Atlas PARK」の後、ローアーマンハッタンに移動しショップ、埠頭、観光スポットが集合した
「South Street Seaport_PIER 17」・「Battery Park」より豆粒程の「自由の女神」を眺め、チェルシー地区に移動した。
次に地元でも人気のスポットである、ビスケトメーカーの工場兼事務所跡の建物をリノベーションした「CHELSEA MARKET」、もとの精肉工場跡をそのまま利用し、多くのセレクトショップやギャラリーが集まり古い石畳もそのままに独特な雰囲気が漂う「MEATPACKING DISTRICT 」と過密スケジュールの中、視察初日は無事に終了した。![]()
最初に訪れた「Atlas PARK」ではやはり不況の影響なのか、開店間も無い時間帯もあってかホリデーシーズンにも関わらずお客は私達の他はまばらで、このような状況は日本だけではないのだと改めて実感した。
1.これからどうする?
初日、3日目とマンハッタンを視察。
2日目は校外のアウトレットモールへ。
というスケジュールの中で、たまたま前回と同じ商業施設を見させて頂きました。
その中で初日に感じたことは、X’mas商戦の華やかさではなく、メディアでも頻繁に報道されている「金融危機」と「経済の衰退」、特に感じられたのは、マンハッタン島中心部から少し南下した所に位置するチェルシー地区の「ミートパッキングディストリクト」。
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【ブルックリンブリッジからのマンハッタン島】
この地域は、食肉の卸売り業を主とする業者と、その関連企業が集まっていたエリアです。
この研修の工程をまとめた[諸手引き及び日程]には、「ニューヨークで最もホットな地区」と記載されていますが、
自分の目にはそのように映りませんでした。
その要因として、8年前にきたときよりは確かに店が増え、エリアも拡大した様にみえます。それはただメーカー直販が増加し、卸業が衰退し、そこに安い賃貸料で小売店が入居できた結果だと思えたからです。
]]>明けましておめでとうございます。
世界中が大変厳しい経済状況に直面しております。昨年起こった原油の乱高下。、アメリカのサブプライムローン問題など金融不安からの株価暴落、大企業の破綻などは、今年も大きな影響を及ぼすことは必至で、各国とも金利の利下げ、公的資金投入、減税など対策を発表しておりますが、せめて日本は日本らしい、しっかりとしたかじ取りを行って、再び世界経済のけん引き役となりたいものです。
特に、日本には「もの作り」の伝統があります。「もの作り」の技術をたくさん持っています。今こそ「もの作り精神」、技術を研いて、いいものを作る、喜ばれるものを作る、人々の暮らしに役に立つものを作るという原点に立ち、誇りを持って頑張る時ではないでしょうか。
我々「日本マネキンディスプレイ商工組合」もマネキン、什器、空間の演出を行う「もの作りの集団」です。これまでに培ってきた特徴ある生産技術、加工技術、設計施工技術の良さを守りながら、もの作りの限界に挑戦する集団として、技術を磨いていいものを作る、喜ばれるものを作る、人々の暮らしに役立つものを作るという気持ちを忘れずに「もの作り」に精進して行きたいと考えています。
また「日本マネキンディスプレイ商工組合」として「レンタル」というシステムは実は地球環境にやさしいリユース、リサイクルの仕組みを通して大いなる貢献をしていることをアピールして行きたいと考えています。
環境と人にやさしいもの作りに誇りを持ち、「日本マネキンディスプレイ商工組合」の理念である、時代を先読みしながら、マーケットのニーズを的確に捉え、存在価値を改めて創造していくことに力を注いで参ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
日本マネキンディスプレイ商工組合 理事長 末次広憲