JAMDAブログ

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2008年03月28日

[  第36回 JAMDA 視察団 EURO SHOP 視察レポート 2008年2月23日(土)~29日(金)  ]

Euro Concept ショップフィティング・什器・備品・ショーケース

Euro Sales Posマーケティング

Euro CIS 情報処理・セキュリティ

Euro Expo 見本市スタンド・デザイン

開催場所:メッセデュッセルドルフ

開催期間:2008年2月23日~2月27日

出展企業数:約1,600社(2005実績)

来場者:約93,000人(2005実績)

 

当社のoversea agency も出展する、この3年に一度の店舗設備/販売促進機材展。 我々も当社のマネキンを見に、代理店と会いに、多くのショップデザインを見に訪れた。 15ホール20万平方メートル。それは展示される。前回のブースより更に拡げたスペー ス、かなりの大きな商談が多く纏まっている感を受ける。 入場料金は45EUR、そして45EURとは\7,200。いつからEUROはこんな にも強くなり、いつから円はこんなにも弱くなったのでしょう。1EURは160円であ り、非常に高く感じられます。通貨統合により更に強化されていくEUROです。お昼で も\2,000は軽く超えてしまいます。 ヨーロッパへのコードシェア便も、多く見受けられるようになりました。世の中はめまぐるしく変化しています。

陽気なバイエルン気質と緑豊かな都市に魅せられて、毎年国内外より300万を超える 人々が訪れるミュンヘンにてトランジット。ミュンヘンまでの飛行時間は約12時間、ケルンへ向けて小型ジェットへ乗り換える。離陸も軽く非常に早い。80人程の定員約1時間程で世界遺産に登録されている「DOM」を有するケルンに到着した。 目的地であるデュッセルドルフより南に40kmの町。大聖堂近くの美術館ではオランダの 画家モンドリアンの展覧会を開催している。やはり…お洒落な町だ。

2月24日A.M。 身体は時差ボケを感じている。 ガイドを片手にデュッセルドルフメッセ会場へ向かう。 今日は日曜日ですが、電車は満員。。目に入る人々は、皆メッセのカタログを手にしている。 人はまばらに見えますが、中は熱気に溢れている。荒削りでも情熱的なマネキンが多い。

ミニチュアマネキンが今回多く出品されていた。
BONAVERY(左)は会場近く、川岸の展示会場でもEXHIBITION を開催している。 WINDOW マネキンでもミニチュアマネキン。 (右下)中に入ると、ミニチュアを大きくし た等身大マネキンが現れた。チワワも流行っている様です。どのミニチュアマネキンが等身になったのかが、分かるようになっている。 マネキンで言えば、日本の繊細で細部まで拘っているマネキンとは多く異なり、荒いが表 現の豊かなマネキンがひしめき合う。

実は、会場はこの様に混んでいる。

メッセ外BONAVERI の展示会場は裏側に川が流れている。水面に光りが反射して、非常に美しい。(右)

アデルROOTSTEINの展示会場(後方)。中に入るのもワクワクしてしまう。(左下)

デュッセルドルフ市内でのH&M(右下)
非常に流行っている。早くから女の子達がショップの前で並んでいる。 個性豊かなマネキン。非常に顔が小さい。 開いた目に色を差さないで、まつ毛のみついていたりする。

そして巴里のアウトレットにて 巴里の一角このマネキンはパルプで出来ていた。(左)店と商品の雰囲気に非常に合 っていて。安心する。

いたる所にcafé が溢れている。犬の糞を践まないよ うに気を付けて歩いてしまう。本当にこちらの方は犬好き。

そして…。どんなにこの美術館へ足を運びたかったか…。感動です。 「オルセー美術館」訪れる度改修工事や休館日でした。 タブローはガラスが入っておらず、マチエールが完全に見える状態。外光がふんだんに入 るそのスペースで、いつまでも巨匠の作品を見入ってしまう。今年の巴里は本当に暖かい。 教科書でもご存知でしょ。ため息が出てしまいます。

巴里からフランクフルト経由で帰国の途に着きました。もう3月です。11時間の間、様々な事を考えました。日本のマネキンの良さ、他国のマネキンの良さ、自身が、マネキンが大好きであろうと言う事、マネキンを取り巻く環境も目まぐるしく変わ っている事。そして制作にあたり人の手が必要で、これからも人と共に歩んで行くのだ と言う事。

2008年3月27日
株式会社トーマネ総務課係長岩下沢子

投稿日時:2008-03-28