JAMDAブログ

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2008年01月01日

[  年頭所感  ]

平成20年度

新年明けましておめでとうございます。

銀座通りを歩いてみると、世界中が日本に集まっている感じで、日本は「力」のある国と思います。そして、この日本は昨年同様、また新しい総理大臣での再出発です。しかし、このご挨拶を書いている最中でもトップは替わるかもしれません。

私は日本が何処へ行こうとしているのか良く分りません。益々の格差時代は続きそうですし、なかなか全体が拡大して行く方向となりません。
その様な環境の中で、我々「日本マネキンディスプレイ商工組合」はそれぞれのお客様に合った「商業環境」を整えなければなりません。
我々「日本マネキンディスプレイ商工組合」は、世の中がどの様に変化していっても「アート」のテイストを持った商環境作りくを得意分野として、続けていけると確信しています。我々は、どの様な「アート」の感性が21世紀の感性なのか模索して、これを吸収し商環境に取り込める数少ない業態です。

マネキン人形から出発したこの「レンタル」というシステムは、正に破壊から修復への移り変わりを先取してきました。個性と汎用性を併せ持った什器も、多様化する商空間の中で、少しでも個性を引き出せる魅力のあるツールとしてこのレンタルシステムを上手に使いながら保持して参ります。今後も更に宜しくお願い致します。

我々業界、現在の悩みは毎日毎日を新鮮な売り場として、提案されていくお客様の要望に、物理的に追いつかないかもしれないと感じる時があるという事です。ご承知の通り、お客様は年中無休、若しくは正月の元旦年1日のお休みです。週1回の休みも無く、まるでタクシーの様にお客様へ商品をお届けし、又、持ち帰る。繰り返しの毎日となりました。その都度、配送車と人員を動かしております。ガソリンも高騰となりますし、CO2を必要以上に振りまいている事もあるやもしれません。

しかし、21世紀の文化文明が定着する迄、過渡期の動きはやむを得ないだろうと思います。その動きに付いて参ります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

                             日本マネキンディスプレイ商工組合 理事長 岩下修造

投稿日時:2008-01-01